「なりたいか?」あのおじさんと、音楽のある町の話
小学4年生の私に、ギターを教えてくれた同級生のお父さんがいました。
そんな音楽の思い出を持つ私ですが、今、地元で「おトナリマルシェ」という感謝祭を開催しています。
11月23日、6回目の「おトナリマルシェ」を開催します。

「なりたいか?」
「カツーン!」
おでこに当てられた、おじさんの指先。
痛いのなんの。
「何したら、そんな硬い指になるの?」
「ギターや。必死に練習したら、こんなんになる。なりたいか?」
小学4年生の私に、そう言ったのは同級生のお父さんでした。
フラメンコギターを弾くおじさんで、クロマチックハーモニカに油絵まで、何でも楽しむ多才な人でした。
その一言がきっかけで、私はギターを教えてもらうことになりました。
最初は基礎だけ。でも、一つずつできるようになっていく。これが楽しかったんです。
5人組の「スネオーズ」
やがて同級生も加わり、中学1年生になると5人でバンドを結成しました。
その名も「スネオーズ」。
リーダーがドラえもんのスネ夫に似ていたからです(笑)。
スクラップ屋を営んでいたおじさんは、どこからもらってくるのか、スクラップ寸前のエレキギターやシンバル、アンプなど、使えそうなものをそろえてくれました。
初めて5人で演奏できた曲は、CCRの「雨を見たかい」。
当時は知らない曲でしたが、みんなで一曲演奏できたときのうれしさは、今も覚えています。
その後はビートルズの「レット・イット・ビー」や「ジョニー・B・グッド」なども演奏しました。
数年後、桑田佳祐さんが「雨を見たかい」をカバーしているのを聴いたときは、なぜか自分まで誇らしかったですね(笑)。
おトナリさんを誘って、遊びに来てほしい
さて、そんな音楽の思い出を持つ私ですが、今、地元で「おトナリマルシェ」という感謝祭を開催しています。
「おトナリさんに声を掛けて、一緒に遊びに来てほしい」
そんな思いから名付けたイベントです。
私は「地元工務店は、地元で生きる」と考えています。
地元にいい家を建てる会社でありたい。そして、地元のお役に立てる会社でありたい。
でも、いい家を建てるだけでは片手落ちだと思うんです。
日々の暮らしを楽しむには、暮らしている町も楽しく!
地元には、面白いお店や居心地のいいお店がたくさんあります。
マルシェをきっかけに、そんなお店を知ってもらいたい。そして、お店の人とも顔見知りになってもらいたい。
町で挨拶を交わせる人が一人増えるだけでも、いつもの暮らしが少し楽しくなる気がします。
「おトナリ」が「音鳴り」に
実は、おトナリマルシェを始めるとき、私の頭にあったのは「高槻ジャズフェスタ」の風景でした。
町のあちこちから音楽が聞こえてくる。
音楽を聴きながら歩く人、立ち止まる人、楽しそうに話す人。
いつか自分たちの町も、そんなふうになったら面白いだろうなぁ。
もちろん、今は到底及びませんけどね(笑)。
そんな思いもあって、第3回からは生演奏を取り入れました。
出演していただいたのは、ワンマンバンドの「タニケさん」。
一人でいくつもの楽器を操る演奏は、見ているだけでも楽しいんです。
スピーカーから流れる音楽もいいけれど、目の前で人が演奏する音楽には、また違った楽しさがあります。
そういえば、「おトナリ」って「音鳴り」にも聞こえますね。
名付けたときは、まったく意識していませんでした。
なんだか、面白い偶然です(^^)。
ちなみに今年は、残念ながらタニケさんの出演がかないません。
今、代わりに演奏してくださる方を探しているところです。
生演奏が実現するかはまだ分かりませんが、いつか町のあちこちから音楽が聞こえてくるような、そんなマルシェに育てていけたらと思っています。
町を楽しむ大人たちの姿を
11月23日、6回目の「おトナリマルシェ」を開催します。
今回も、地元のお店や人たちと一緒に、楽しい一日にしたいと思っています。
そして、地域の子どもたちにも見てもらいたいんです。
大人たちが笑って、おしゃべりして、自分たちの町を楽しんでいる姿を。
「この町って楽しいな!」
「大人になるのも、なんか楽しそうやな!」
そんなふうに感じてもらえたら、うれしいですね。
11月23日。
よかったら、おトナリさんにも声を掛けて、一緒に遊びに来てください。
第6回 おトナリマルシェ
開催日:2026年11月23日(月・祝)
開催時間:11:00〜15:30
開催場所:市岡児童遊園(大阪市港区市岡1丁目6)
皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。
TEL:06-6575-9151




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