プロとしての覚悟、家づくりへの思い【大阪市港区】|かねしろ匠舎
- 卓哉 金城
- 3 日前
- 読了時間: 6分
更新日:3 日前
「プロとしての覚悟」〜代打の神様・関本選手の言葉と、工務店を続ける理由〜
目次

息子と一緒に聞いたプロの話
先日、取引先のさくらトーヨー住器㈱さんが毎年やってる情報発信会に行ってきました。
第1部は今年の住宅動向とか補助金の最新情報。2026年の市場の変化、使える補助金の種類と申請の流れ——うちみたいな工務店にとって、お客さんへの提案に直結する話ばっかりでメモとりながら真剣に聞いてました。
で、第2部のゲストが、元阪神タイガースの関本健太郎さん。
ちょうど春休み中で、4月から硬式野球チームに入る末っ子の恭太郎に声かけたんです。
「プロ野球選手のサイン、もらったるから一緒に行こか!」
まんまとその一言に乗った恭太郎と、妻の3人で参加しました。会場入口で待っていた担当者が「こんにちは、関本です」と言うと「あっ!初めまして」と恭太郎が丁寧にお辞儀して一同笑い。現役時を知らない息子にしたら関本選手か担当者か区別はつかないよね。
直接会うのはNGだったので持ってきたボールを預けるとサイン色紙もくれて、全体の記念写真時に手を出すと気さくに握手してくれて恭太郎は照れながらの笑顔。野球始める息子にとって、きっと忘れられへん体験になったと思います。
恭太郎の嬉しそうな顔見ながら「連れてきてよかったわ」って思いました。そして関本さんのプロとしての言葉がとてもよかったです。 |
「代打の神様」が語ったプロの覚悟

プロ野球選手の平均在籍年数って、6〜7年らしいんです。それ聞いただけで、もうプロの世界の厳しさが伝わってきますよね。
関本さんは阪神タイガース1本で15年間プロとして活躍した人。「記録より記憶に残る選手」って言葉がぴったりで、「代打の神様」として大事な場面で何度もチームを救ってきた。
でも彼が高卒ドラフト2位として入団した初めての高知県安芸キャンプでは、走攻守とも数段上の選手がレギュラーではないこと。そして奈良の大砲だった自分が一番下手くそだったことにショックを感じたそうです。それから怪我や手術のリハビリで数年を過ごす中で目指したのは、大きな記録でも名声でもなく、「一軍定着」やったそうです。
そしてそこからバントを覚え、内野も外野もどこでも守れるように努力を重ねたって。「自分がやりたいことではなく、チームに求められる選手になること」を軸に、自分を変え続けた。
そしてもう一個、刺さった言葉がありました。
「すごい選手のほとんどは、他の選手にレギュラーをつかむチャンスすら作らせない」
誰もが知るプロ選手は怪我してても骨折していても、24時間のうち3時間だけ我慢すると決めて、痛みを押し殺してプレーし続けたって話してくれました。あの「代打の神様」という姿の裏に、こういう毎日があったんやと思うと、胸に来るものがありましたね。
プロとしての覚悟って「こういうことやんな」って。15年間、毎日その覚悟を持ち続けたってことが、本当にすごいと思います。 |
家づくりも、一発勝負の連続
実はね、家づくりにも「一発勝負」の場面って多々あるんです。
わかりやすいのがコンクリート。一度固まったら、直すためには壊すしかない。壊して打ち直しても、元どおりにはならへん。やから打設前の確認と段取りに、全神経を集中させます。
仕上げの工程も同じ。クロスや塗装は、失敗したら材料そのものが無駄になる。やり直しがきいたとしても、時間もコストもかかる。一発で決める意識が、常に求められる仕事です。
見えない部分——壁の中の補強とか断熱材の施工——は後から手直しできることもある。でも一度「ここが気になる」と思ってしまったら、それはずっと引きずる部分になってしまうんです。完成してお客さんに引き渡した後も、自分の中に残り続ける。
見えない部分こそ一番誤魔化せないんですよ。お客さんには見えなくても、自分にはわかってる。やからこそ、見えない部分ほど丁寧にって思ってます。 |
そしてもうひとつ、毎回反省するのがお客さんとの認識のズレ。「もっとこう伝えれば伝わったんちゃうか」「あの言い方では分かりにくかったかもな」——現場が終わるたびに、こういう振り返りが毎日のようにある。
技術の反省だけやなく、**伝え方の反省**も重ねていく。それがお客さんに寄り添う工務店であり続けるために必要なことやと思ってます。
注文住宅やリフォームの現場には、大工・電気・設備・内装など、ほんまに多くの職人さんが関わります。この**工種と工種の間のタイミング**も、仕上がりにめちゃくちゃ影響する。段取りがしっかり整ってれば、それぞれの職人さんが本来の力を発揮できる。逆に段取りが崩れると、どんなに腕のいい職人さんでも本来の仕上がりにならないことがある。
よくお客さんに聞かれる「工務店に頼む安心感ってどこにあるの?」って質問の答えの一つが、「職人さんが気持ちよく動ける現場をつくること」それは地域に根ざした規模の工務店と地元の業者さんたちやからこそできることでもある。 |
関本選手がプレーのたびに自分を見つめ直し続けたように、私も現場のたびに「次はもっとうまくやれる」と思いながら仕事を続けてます。反省を燃料に、現場ごとに少しずつ良くなっていく。それがお客さんへの誠実さやと信じてます。
「良いものを造る」だけでは、伝わらない
関本さんの講演を聞きながら、もうひとつ考えてたことがあって。
「良いものを造るだけでは、伝わらへん」
どれだけ丁寧な仕事をしても、それがお客さんに届かなかったら意味がない。「かねしろ匠舎に頼んでよかった」と思ってもらうためには、造ることと同じくらい、**言葉にして、発信して、伝える**ことが大事やと思ってます。
そして最終的に一番大事なのは、読んでくれた人に「行動してもらうこと」。見学会に来てもらうこと、相談してもらうこと、その一歩を踏み出してもらうこと。
このブログも、そのための発信のひとつです。
それだけやなくて、大阪市港区の地域での暮らしを一緒に楽しんでほしいっていう思いも届けたい。イベントや見学会を通じて、住まいだけじゃなく「この街で暮らすこと」の豊かさを一緒に感じてもらえたら最高やなって思ってます。
発信を続けることもプロの覚悟のひとつ。関本選手に学んだことを、この仕事で体現していきたいと思ってます。 |
まとめ
関本健太郎さんの「一軍定着を目指した15年間」に、プロとしての覚悟を感じた
家づくりも一発勝負の連続。コンクリート・仕上げ・見えない部分、全部に全力を注ぐ
工種間のタイミングを整えることが、職人さんの力を引き出す
技術の反省と伝え方の反省、両方を重ねることがお客さんに寄り添う工務店の姿
「良いものを造る」と「伝えて行動してもらう」は、どちらも同じくらい大切
地域の暮らしの豊かさも、イベントや発信を通じて届けていきたい
この仕事を続けていく限り、反省して、改善して、伝え続けていこうと思ってます。
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